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2009年3月30日 (月)

人の心がわからんのかいッ!:人としての尊厳、クオリティオブライフ

mixiの日記では手足が不自由になってからのオイラのビミョウな心の動きがわかる。同じ病室の人たちの態度とかも気になった。遠吠えの様に叫び続ける患者、「ワシを子供扱いするな!」と何度も看護婦を怒鳴りつけたおじいちゃん患者。介護や同情は過ぎたるは及ばざるが如しである。

実際オイラも上司や産業医との面談で、社会復帰時の就業について「特別扱いはしないで下さい。皆と同じでお願いします。」と要求した。デスクワークの研究・管理職なので片麻痺は仕事に何も影響しない。電車などでシルバーシートを譲られそうになると「ありがとうございます。でも、大丈夫ですから!」と席を遠慮してしまう。

実際、同情や哀れみみたいなモノを感じ取るとムッと来てしまうことがある。相手に優越感や余裕からくる偽善が裏にあるのか?とまでは言いやしないが、特別扱いしないで欲しい、他の人たちと同様に扱って欲しいというこちらのプライドや尊厳を何故わからんのか!といいたくなる。まぁ、相手は優しい人なのだから、とこちらは何も口に出さないで言葉をつぐんでおこう…。

同情なんかされるとかえってこちらは惨めな思いをすることになるし、と心が傷つくこともある。こうした人の気持ちをわからない人とはなるべく関わりたくないなぁと思うようになった。

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リハビリ」カテゴリの記事

コメント

ちなみにオイラは療法士の方から以下の捕まるところ無しで電車などの揺れに耐える方法を伝授してもらいました。船の上で立つ方法らしいです。

1.進行方向に向いて、足を肩幅より広めに開いて立つ。
2.両膝をやや曲げて柔らかくしておく。
3.やや内股気味に両方のつま先を内側に向けてかかととつま先の方向で3角形を作る。杖がある場合は三角形の頂点に杖をついて両かかとと杖で3角形を完成させる。

すなわち3本の足で安定させて立つイメージです。これ杖を持っていると三角形がちゃんと完成するので健常者より安定します。バスのような揺れの大きな乗り物でもOKです。
これで結構満員電車も楽勝です。もちろん、吊革などにつかまれればもっと楽勝ですが。

この日のブログ、昨日のアクセス数が119件と過去最高のアクセス数になりました。
タイトルが刺激的だったからかな?

先日、耳の聞こえないスキージャンプの選手の高橋竜二選手のことをTVでやっていた。彼も”耳が聞こえない”といういことでマスコミや世間の注目を浴びることについて「ジャンプで飛ぶのに耳のことは関係ないのに!」と憤慨していた。なんかとてもわかるなぁー。彼は普通の同じ土俵で勝負してるんだよね。特別扱いで注目されたくはないのだ。

どこかに「障害者をかわいそうな存在、助けてあげなければならない存在だ」と、必要以上に哀れむにおいを感じたときに、違和感を感じるのだ。知らない人に「大変ですね。」と声をかけられると、「そんなことはないですよー。」と自然に口に出てしまうのだ。

"「障害者が町を歩いているだけで、『ご苦労様』なんて言うおばさんがいる。心の中で『お前もな』って思う」という脳性マヒの夫。
「(脳性マヒの)夫と一緒にいたとき、電車の中で『大変ですね』って言われたことがある。『大変じゃないわ』って言い返しちゃった」という健常者の妻。
気負って言っているわけではありません。
哀れに思われているようで腹が立って言っているわけでもありません。
ごく普通に愛し合って結婚した夫婦なのに、どうして特別視するのだろう、違うよ、私たち普通だよ、あなたたちは見当違いだよ、という2人の思い。"

~『セックスボランティア(著者:河合香織)』への宮下公美子の書評

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