反吐が出るぜ「メシウマ状態」。
『現在インターネットで急速に広まり、使用されている言葉のひとつに「メシウマ状態」がある。メシウマとは、「他人の不幸で今日もメシが美味い」の略語である。』だそうである。最低の考え方である。前に一度「人の不幸を喜ぶことなかれ」という日記を書いたが、同じである。メシがうまいどころか反吐が出る。
他人がいくら不幸になっても、自分には無関係で自分が幸福になるわけではないのだ。誰かと比較することでしか自分を見ることしかできないのだ。相対的な価値しかわからず、絶対的な価値観がないのだ。これは競争社会の悪しき側面である。そのうち他人の足の引っ張り合いになりかねない。伸び悩めばお互いに引きずり落ちる方向に行ってしまうのだ。
他人などとは比較などせず、絶対的な価値観を持つ、より自分を高めるという向上心が必要なのだ。イチローに見習おう。誰かの記録を抜いてもそれが終わりではないのだ。自分の記録をさらに塗り替え続けていくモチベーションが重要なのだ。
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コメント
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ウサイン・ボルト(ジャマイカの100m走選手)も自分の世界記録を3度塗り替えている。ぶっちぎりの強さでライバルなんか既にいない状態だ。自分自身との戦いだ。闘争心ではなく向上心以外の何ものでもない。すばらしい。
投稿: マディ | 2009年8月17日 (月) 19時06分
必要な社会変革は「実力主義」であって「競争主義」ではない。ここを取り違えてはいけない。相対的優位は必ずしも絶対的上位ではないのだ。競争優位は進歩とは限らないのだ。
投稿: マディ | 2009年8月21日 (金) 10時56分